トリミングサロン開業時にはキャッチコピーを決めよう
コンセプトとキャッチコピー決める
開業前には必ずコンセプトを決めていきます。
コンセプトというのは最近のトリミングサロンのトレンド的にはケージフリーだったり、わんこへの優しさを優先したり、皮膚へ優しいシャンプー剤を導入するなど、同じ業種だからこそ被ってしまいがちになります。
そのため、たとえ同じコンセプトでも伝え方や切り口を変えることが大切です。
できたらキャッチコピーを1つ考えておくと、お店のブランド力にもなるのでキャッチコピーを考えてみてください。
コンセプトから選んでもいいですし、思想から選んでもいいです。
このキャッチコピーはコピーライティングと言われるもので、言葉や文章だけで人の行動を変えてしまうような高度な技術です。
コピーライティングの本も沢山出ているくらいにマーケティングの中でも重要な要素の一つなので、本を読んでからキャッチコピーを考えるのもオススメです。
良質なキャッチコピーはお店の伝えたいことだけではなく、ユーザーがそのお店やサービスを利用したときのイメージを伝えることができ、行動を後押しになる可能性すらあります。
例えば、キャッチコピーが「わんちゃんに優しいトリミングサロン」だと漠然としていて、どんな風に優しいのかをもう少しイメージしやすい優しさに落とし込むことが大事だったりします。
これがもう少し情景が思い描けるようなキャッチコピーだったら「わんちゃんが尻尾を振りながら来店するようなトリミングサロン」であれば、トリミングサロンが嬉しい場所だと思ってもらいつつ、優しさを客観的に伝えることができます。
ただ、少し固い文章なので、さらにもう少しやわらかくするために「君が尻尾を振ってこれるような場所に」と言うようなキャッチコピーもいいかもしれません。
わんことトリマーが対等な感じも伝わりつつ、尻尾を振ってる情景も伝えられるので、わんこにとってその場所が楽しい場所でありたいと言うことが伝わってくるかと思います。
あえて、犬やわんこやわんちゃんなどと表現せずに「君」と表現しているのも、トリマー目線でもあり飼い主さん目線の両方の目線の表現になるからです。
トリミングサロンというワードを入れなくても、キャッチコピーを見ているということはトリミングサロンということは知っている前提なので、トリミングサロンというワードを場所に変換をした方が自然な文章になりますし、言葉で伝えても違和感はありません。
こんな感じで、キャッチコピーはその言葉から情景を思い浮かべられるのがいいキャッチコピーで、情景が思い浮かぶことによってお店の雰囲気を伝えることができるブランディングの核となる部分です。
以下の記事も有名なキャッチコピーを紹介しているので、どんなキャッチコピーがいいキャッチコピーなのかを見てみるのも大切です。