時代の流れに対応するトリミングサロン経営!競争激化の中で生き残るための戦略とは?

トリミングサロンの競争激化に対応するためのHPリニューアルや集客戦略を解説。オーナートリマーの強みを活かし、安定した経営を続けるためのヒントを提供します。新規開業時の注意点や成功のポイントも詳しく説明。ホームページ作成サービスのご案内も含め、トリミング業界の今と未来を見据えたアドバイスをお届けします。
Trimal 2024.08.10
誰でも

ホームページ作成サービスを開始して以来、初期にご依頼いただいたサロン様のHPリニューアルのため、4年ぶりに取材撮影に伺いました。

このサロンは主要駅に位置しており、4年前はトリミングサロンの数が少なく、開業から約3年間は独占的な経営ができていたようです。

しかし、徐々に商圏内に新規のトリミングサロンが増え、4年間で約5店舗が新たにオープンしました。その結果、既存のお客様は大きく変わりませんが、新規顧客の増加が鈍化しているとオーナー様は感じているようです。

特に2020年のコロナ禍では、パピーを迎え入れる家庭が多く、トリミングサロンの開業も盛んでした。その時期に開業したサロンはパピーの需要により集客が容易でしたが、2024年には犬を迎え入れる人が減り、サロンの新規顧客の勢いも落ちてきています。

コロナ禍の需要は異常であり、現在の犬の飼育頭数は適正な状態に戻ったと言えるでしょう。

一人のオーナートリマーが経営する小規模なトリミングサロンでも、一人で対応できる頭数は約70頭前後であるため、新たな店舗が1つできるだけでも影響は大きいです。それが5店舗も増えると、かなりのダメージがあると予想されます。

それにもかかわらず、5店舗増えたにも関わらず比較的安定して売上を維持できているのは、オーナー様のサービス力や人柄によるものだと感じます。

特に、打撃を受けているのは複数のトリマーが在籍する中規模のトリミングサロンで、翌日に空き情報を募集するなど、以前とは異なる動きが見られます。今の時代、中規模サロンはトリマー不足の影響で厳しい状況に立たされており、最近では新卒が中心のスタッフ構成で営業を行うケースも増えています。

新卒中心の営業では、カット技術や接客の安定性が欠け、お客様が離れてしまうことも少なくありません。そのため、少人数で営業を行うトリミングサロンは、競争において有利になると考えられます。

トリミングサロンの開業はハードルが下がり、自分でトリミングができる人が独立を選ぶケースが非常に増えています。都内でも地方でも、オーナートリマーだけの小規模サロンが増えており、今後もトリミングサロンの増加を前提に考える必要があります。

私自身が和歌山でオープンした際も、最初は町に1店舗、隣の県でも数店舗しかなく、集客は非常に容易でした。しかし、開業からしばらく経つと新規のトリミングサロンが増え、新規の増え方は少し鈍化しました。

トリミングサロンは競合との比較が避けられず、新規顧客が減るリスクを常に意識する必要があります。私は競合が増えても気にせず、競合店舗を確認することもほとんどありません。

競合を確認しても何も変わらないのであれば、目の前の業務に集中する方が有益です。

開業時はその地域で一番新しいトリミングサロンとして、新しい技術やサービスを取り入れることができ、集客が比較的容易な時期が存在します。しかし、営業を続ける中で新規のトリミングサロンが増え、時代の流れに乗り遅れると感じることも出てくるでしょう。

トリミングサロン経営で最も辛い時期は、開業後4〜5年経ち、周囲に複数のトリミングサロンができ始める時期です。これは和歌山でも都内でも変わらないでしょう。今の当店も、1〜2年かけて変化を取り入れないと勢いが落ちる可能性があります。

新規開業時には、これからできるトリミングサロンを意識することは少ないかもしれませんが、どんな地域でも新しいサロンがオープンする可能性はゼロではありません。特に都心で働いていた人が実家に戻り開業するパターンが多く、ホームページ作成の依頼もこのケースが多いです。

私が強く感じるのは、新しいトリミングサロンのオーナーは若く、自分の年齢が上がるにつれて変化に対応しづらくなっていることです。

これは仕事でもプライベートでも同様で、歳を重ねると変化に鈍感になりがちです。例えば、10代や20代の頃に聞いていた曲をずっと聴き続け、新しい曲に触れる機会が減ることなどがその一例です。

かつては新しい情報を追い続けていたのに、歳を重ねるとその意欲が減少してしまいます。私自身も以前、ルーティンに固執して変化を面倒に感じ、情報のアップデートが滞っていた時期がありました。

脳はエネルギーを節約しようとし、新しいものを取り入れなくなる傾向があります。年齢を重ねるにつれて、新しいものへの許容度が減少していると感じるため、あえて新しいものを取り入れるように心がけています。

もちろん、年齢を重ねても新しいことに貪欲な方もいますが、全体としては年齢とともにその意欲は減少する傾向にあります。

脳に新しい刺激を与えるために、ルーティンを崩して行動することは効果的です。例えば、いつも買っているアイスを違うものにする、帰り道を少し遠回りする、運動を始めるなど、日常のルーティンを意図的に変えることが大切です。

新しいことに挑戦するための前段階として、ルーティンを外す行動が新しいチャレンジへのハードルを下げることにつながります。

若いオーナーはその時代の最先端の知識や技術を取り入れることが多いため、昔ながらのサービスを提供しているサロンは苦戦することがあるかもしれませんが、新規開業の集客は戦略さえ誤らなければ難しくありません。

経営を長く続けるためには、新しい情報を常に追い続け、変化を受け入れる心構えが必要です。30歳を過ぎると感覚が変わるので、情報を自ら積極的に取り入れることが大切です。

一方で、若いトリマーさんは情報に振り回されすぎることがあり、何をやったらお客様に喜んでもらえるのかという本質がズレるケースもあります。

最新の機材を導入したり高級なオプションを取り入れたりすることが必ずしもお客様の満足につながるわけではありません。実際に導入しても、その違いに気づくお客様は少ないでしょう。

オーナーのこだわりは大切ですが、コストとパフォーマンスのバランスを考えることが重要です。新規開業時は特にコスト意識を持ち、大型の設備投資は経営が軌道に乗ってから行うのが賢明です。

長く繁盛するためには、新規開業時でも既存サロンでも、自分が興味のある分野を深めていくことが大切です。カット技術だけでなく、皮膚ケア、食べ物、しつけ、写真や動画など、様々な分野でスキルを磨いていくことが求められます。

これらの知識を持ち、SNSで発信することでフォロワーを増やすのも良いでしょうし、マーケティングやブランディングを学び、経営戦略を広げることも大切です。

これらのスキルは仕事だけでなく、プライベートでも役立つものです。ビジネスの視野を広く持つことが、自分自身や店舗の成長につながると考えています。

話を戻しますが、4年間で私自身の知識もアップデートされ、今やるべきことを全てお伝えしました。まだできていないこともありますが、ホームページをリニューアルすることで、半年ほどで明らかに流れが変わると思います。

ホームページ作成サービスの無料相談やご依頼は、LINEやインスタ、問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。ホームページを作成するだけでなく、集客に重要な要素もお伝えしていますので、それを実行した方の多くは半年ほどで軌道に乗ったと実感しています。

また、インスタも運用しており、質問を受け付けたり回答をシェアしたりしていますので、ぜひインスタもフォローしてみてください。

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